「外科基本手技」<デモンストレーションと実習>
和歌山県立医科大学医学部形成外科学講座 講師 宮﨑 英隆
王子歯科美容外科クリニック 副院長/(一社)東京形成歯科研究会 副会長 奥寺 俊允
適切なインプラント治療を行うにあたり多方面に及ぶ知識と高度な手技が求められます。とくにインプラント体埋入手術においては外科的手技が必須であり、インプラントの予後を決めかねない、と言っても過言ではありません。
今回その外科基本手技をしっかりと習得、もしくは再確認するために、口腔外科専門医によりご指導いただきたいと思います。
滅菌手術衣、滅菌グローブの着用法、外科器具の選択と使用法、止血法、さらに形成外科で修練を積んだ講師による縫合のデモと参加者による実習を行います。
午後は、豚下顎骨を用いた切開・剥離・縫合の実習を行います。特にインプラント術後の治癒に関わる一次治癒を目指した縫合法を正しい器具と使い方で確認していただきます。
先生方の明日の臨床に活かしていただけるような実践的なセミナーになればと考えております。
1) メスホルダー
2) 骨膜剥離子 × 2
3) 有鈎外科ピンセット × 2 、 無鉤ピンセット
4) 外科ハサミ
5) へガール型持針器 ※無ければマチュウ型でも可
(カストロ型は今回の実習には適しませんのでお勧めしません。)
6) 必要であれば・・・拡大鏡(ルーペ)
■持針器につきましては、当日購入可能です。(オクデラメディカル)
■一部外科器具は当日購入することが可能です。(有限会社オーラス、オクデラメディカル)
■ヘッドライト(Dr.KIM)のデモ機を用意します。外科器具も展示します。(株式会社ジオメディ)
<協賛・協力>
有限会社オーラス: 外科器具展示
株式会社ジオメディ:Dr.KIM デモ機等提供、外科器具展示、
オクデラメディカル:各種実習器材等提供
宮﨑 英隆
平成 4年 11月 25日 博士(歯学)(日本大学)第 4562号
日本口腔外科学会認定口腔外科専門医
日本レーザー歯学会認定医
学会活動、役職等:
日本レーザー医学会評議員
日本レーザー歯学会代議員、幹事、編集委員
日本血管腫・血管奇形学会会員
An invited teacher of module of European Master Degree on Oral Laser Applications (EMDOLA), Sapienza University of Rome (2015).
顎口腔再建、マイクロサージャリー、血管腫・血管奇形、レーザー
奥寺 俊允
Associate Fellow, American Academy of Implant Dentistry (AAID)
日本口腔インプラント学会専門医・代議員
The International Society of Blood Biomaterials (ISBB) 認定医
東京形成歯科研究会 副会長
Active member, Academy of Osseointegration (AO)
「新しいインプラントトレーニングスタイルに関する使用評価」
株式会社ニッシン
開発協力者の日本大学松戸歯学部放射線学講座/(一社)東京形成歯科研究会 副会長 月岡庸之先生に症例及び本トレーニングスタイルの説明をしていただきます。
本トレーニングスタイル・製品のコンセプトがインプラント研修施設の実態に適しているかを把握し、将来のインプラント教育システムの指針をとりまとめ、歯科会のお役に立てればと思っております。
また、調査の集計結果は、開発の参考とするとともに、第 46 回(公社)日本口腔インプラント学会ランチョンセミナーにて公表する予定でございます。予めご了承くださいますよう重ねてお願い申し上げます。尚、この調査のおいて知り得た公表不可と判断された情報については、秘密を厳守することをお誓い致します。ご協力の程、何卒宜しくお願い申し上げます。